キッチンのリフォームパターンを下記の３つに纏めました。
≪パターン１≫
キッチンの位置を変更しない場合
【メリット】
・
費用が安く済む
→位置変更を伴わない場合は、床や壁の下地や電気ケーブル・給排水設備の変更を 最小限にすることができるため、余計な費用が発生しない
・余計や費用を発生させないためにキッチン本体のグレードを上げることができる。
・食洗機内蔵型や最新のＳＩコンロ・ＩＨヒータ式コンロに変更することでキッチン性能自体の向上を図ることが出来る。。
【デメリット】
・位置を変更しないために
動線や視界の変化はなく、生活環境そのものを大きく変えることができない。
・キッチンの大型化を図る場合、人の動線や作業スペースが小さくなる可能性がある。
| 項目 |
詳細 |
数量 |
金額 |
| キッチン本体 |
システムキッチン（幅2,700タイプ・食洗機内蔵） |
一式 |
600,000 |
| キッチン取付工費 |
キッチン取付・給排水・電源接続・排気ダクト接続 |
一式 |
90,000 |
| 電気工事 |
換気扇・食洗機用電源工事 |
一式 |
30,000 |
| 給排水工事 |
給排水切替工事・食洗機用給水分岐 |
一式 |
50,000 |
| 建築工事（内装） |
壁紙；キッチン周り20m2程張替え |
一式 |
40,000 |
| 撤去・産廃費 |
既設キッチン撤去・廃棄処分費 |
一式 |
50,000 |
| 養生費 |
|
一式 |
30,000 |
| 雑費 |
|
一式 |
30,000 |
| 運搬費 |
|
一式 |
18,000 |
| 現場雑費 |
|
一式 |
100,000 |
| |
|
合計 |
1,038,000 |
※見積条件
・キッチンの交換・キッチン周りの壁紙の張替え
・キッチン：食洗機内蔵型
≪パターン２≫
対面キッチンとする場合
【メリット】
・
生活パターンを考えてキッチンを再配置するため、
利便性や快適性を向上させることが出来る。
・
対面タイプ・アイランドタイプのキッチンはダイニングや
リビングに向きながら家事が出来るため、
最近のマンションや戸建てのトレンド配置となっています。
・食洗機内蔵型や最新のＳＩコンロ・ＩＨヒータ式コンロに変更することでキッチン性能自体の向上を図ることが出来る。。
【デメリット】
・
費用が高くなる傾向にある
→一般に対面キッチンの方が
壁付けキッチンよりグレードが高く、機器費そのものが高価になりやすい。
→位置変更をするということは、もちろん床や壁の下地や電気ケーブル・給排水設備・排気ダクトの変更をする
必要が出るので、費用はかさみます。それらは、単純に延長すれば良いというものではありません。
見栄えがどうでも良ければ、露出して配管やケーブル・ダクトを部屋内を這わせれば良いですがとてもみっとも ない状態になります。そのために、壁や天井・床を壊したり新たに作る必要が出るためです。
→既設キッチン部分の壁・床・天井の補修が必要となります。
・注意が必要なのは、キッチンを対面キッチンなどオープンにする場合。
お皿を洗う音や食洗機・換気扇の音が以外にうるさいです。
私自身、マンションを作った時にアイランドタイプのキッチンのお客さんよりそんなクレームを貰いました。
ですがその対策は、ほぼないと言っても良いです。アイランドタイプキッチンの間取りはどうしてもそういうもので、
調理中や食洗機稼働中はテレビは落ち着いて見るのが厳しいです。
| 項目 |
詳細 |
数量 |
金額 |
| キッチン本体 |
システムキッチン（幅2,550タイプ・食洗機内蔵） |
一式 |
800,000 |
| キッチン取付工費 |
キッチン取付・給排水・電源接続・排気ダクト接続 |
一式 |
90,000 |
| 電気工事 |
照明増設・換気扇・食洗機用電源工事 |
一式 |
100,000 |
| 給排水工事 |
給排水配管ルート変更・食洗機用給水分岐 |
一式 |
150,000 |
| 建築工事（内装１） |
床；フローリングやりかえ |
15m2 |
225,000 |
| 建築工事（内装２） |
壁紙；キッチン周り30m2程張替え |
一式 |
60,000 |
| 建築工事（内装３） |
造作工事；キッチン下地・腰壁・天井下地 |
一式 |
150,000 |
| 撤去・産廃費 |
既設キッチン撤去・廃棄処分費 |
一式 |
80,000 |
| 養生費 |
|
一式 |
50,000 |
| 雑費 |
|
一式 |
40,000 |
| 運搬費 |
|
一式 |
24,000 |
| 現場雑費 |
|
一式 |
177,000 |
| |
|
合計 |
1,946,000 |
※見積条件
・壁付けキッチンを対面式に交換
・キッチン：食洗機内蔵型
・キッチンダイニングの間取り変更
≪パターン３≫
アイランドキッチンとする場合
【メリット】
・非常に
開放的な間取りとなる。
・動線が左右ともに確保できるため、パーティなどに適している。
・リビング・ダイニングとキッチンの区分がなくなり
空間が広くとれる。
【デメリット】
・
費用が高くなる傾向にある
→対面式キッチンと同様
・
音の問題は対面式より大きい。
| 項目 |
詳細 |
数量 |
金額 |
| キッチン本体 |
アイランドキッチン＋背面収納棚 |
一式 |
2,000,000 |
| キッチン取付工費 |
キッチン取付・給排水・電源接続・排気ダクト接続 |
一式 |
200,000 |
| 電気工事 |
照明増設・換気扇・食洗機用電源工事 |
一式 |
100,000 |
| 給排水工事 |
給排水配管ルート変更・食洗機用給水分岐 |
一式 |
150,000 |
| 建築工事（内装１） |
床；フローリングやりかえ |
15m2 |
400,000 |
| 建築工事（内装２） |
壁紙；キッチン・ダイニング周り50m2程張替え |
一式 |
200,000 |
| 建築工事（内装３） |
造作工事；キッチン下地・天井下地 |
一式 |
200,000 |
| 撤去・産廃費 |
既設キッチン撤去・廃棄処分費 |
一式 |
80,000 |
| 養生費 |
|
一式 |
80,000 |
| 雑費 |
|
一式 |
100,000 |
| 運搬費 |
|
一式 |
60,000 |
| 現場雑費 |
|
一式 |
348,000 |
| |
|
合計 |
3,828,000 |
※見積条件
・キッチンの交換・キッチン周りの壁紙の張替え
・キッチン：食洗機内蔵型