リフォーム工房.comに戻る



【浴室の種類】
浴室には大きく分けて2種類あります。
①在来タイプ昔ながらの浴室で、壁にタイルを張ってステンレス製の浴槽を設置するタイプ
 →比較的プランの融通性が高いものの、断熱性能が低く、水漏れなどに弱い
②ユニットバスタイプ;浴室全体のパーツを工場で制作(プレハブ化)し、現地でそれらをプラモデルのように組み立てるタイプ
 →既設建物に導入する場合、規格寸法が決まっているメーカーが多く、融通が利かない。規格外だと非常に高価になる
 →建物の壁や床との間に空間ができ、断熱性能が高い
 →プレハブ化しているため、工期が短く済み、品質の信頼性が高い

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古い浴室は「①在来タイプ」がほとんどです!※ただし、マンションは古くてもユニットバスが多い
浴室は一般的に外壁に面して配置されます。仕上げがタイル貼りがほとんどで外壁との間に断熱材が配置されていても効果が薄い状態になっていることがほとんどで、特に冬は外気の影響を受けてかなり冷えた状態になり、ヒートショックの原因となることがあります。
ユニットバスタイプに変更することで上記の問題がかなり緩和されます!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【浴室のパーツバリエーション】
浴室にはいろいろなパーツがあり、それらをどのようなものにするかで費用は大きく変わってきます。

        ○窓         〇シャワー水栓       ○鏡         
         窓はどのような    メーカーにより       メーカーにより    
         窓でも取付可能。   千差万別・種類が豊富    種類が幾つかある  ○カウンター
         
        〇浴槽                  〇床           〇水栓
         FRPタイプやそれよりグレードの     乾燥しやすいものや    かなりの種類がある
         高いものなどメーカーにより千差万別    クッションタイプなど
                              いろいろなタイプがある

【浴室の費用例】
 項目 詳細  数量  金額
ユニットバス工事  システムキッチン(幅2,700タイプ・食洗機内蔵)  一式  1,000,000
 電気工事  換気扇・照明器具への電源ケーブル接続  一式 50,000 
 給排水工事  給水・給湯管・排水管及び換気ダクト接続工事  一式 50,000 
 建築工事(内装) 壁建直し、断熱材敷き詰め、クロス張替え(10m2)  一式 150,000 
 撤去・産廃費 既設バス撤去・廃棄処分費   一式 120,000 
 養生費    一式 30,000 
 雑費    一式 70,000 
 運搬費    一式 42,000 
 現場雑費    一式 151,000 
     合計 1,663,000 
※見積条件
 在来タイプの浴室をユニットバスへ変更


このページの先頭へ













※ヒートショック;急激な温度の変化により血圧の乱高下や脈拍の変動が起こること。冬場の入浴時や冷暖房の効いた部屋から外へ出た時などに起こりやすく、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性がある。
※断熱効果は空気層の有無で大きく差異がでる。例;最近の複層ガラスはガラスとガラスの間に空気層を設けて断熱効果を高めている。










inserted by FC2 system